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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻10号

2001年10月発行

文献概要

症例

自動縫合器を用いたLAVH後に起きたイレウスの1例

著者: 伊熊健一郎1 渡邉喜久雄1 山田幸生1 牛越賢治郎1 森龍雄1 呉佳恵1 子安保喜1

所属機関: 1宝塚市立病院産婦人科

ページ範囲:P.1186 - P.1189

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 自動縫合器の登場は,ワンタッチ操作で縫合,結紮,止血,切断,修復といった複雑な作業内容を可能とした.このことにより,腹腔鏡下手術の適応は飛躍的に拡大したといっても過言でない.しかし,その使用に当たっては,本器の持つ特性の理解と正しい使用法および,その限界や合併症といった点などについても常に念頭におく必要がある.
 今回われわれは,自動縫合器による腹腔鏡補助下腟式子宮全摘術(LAVH)後に,そのとき使用したステイプル針によると思われるイレウス例を初めて経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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