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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻11号

2001年11月発行

今月の臨床 周産期救急と周産母子センター

周産期救急と母体搬送

3.出血性疾患

著者: 小林隆夫1

所属機関: 1浜松医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.1214 - P.1216

文献概要

産科における出血性疾患
 産科ショックの特徴は,急性かつ突発的で予測困難な場合が多いこと,母児両面にわたる管理が必要なこと,産科固有の治療法が併用されることなどである.出血性ショックの原因となる疾患を表11)に示す.妊娠初期,中期,末期ならびに分娩周辺期にそれぞれ特徴的な疾患がみられるが,なかでも妊娠末期から分娩周辺期にかけての出血性疾患が最も多く,いまだにわが国における妊産婦死亡原因の第一位を占めている2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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