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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻12号

2001年12月発行

今月の臨床 子宮内膜症治療のストラテジー

総論

2.治療法の変遷

著者: 小畑孝四郎1 星合昊1

所属機関: 1近畿大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1304 - P.1307

文献概要

薬物療法
 子宮内膜症は初経以前にはその発生は認められず,性成熟期に発育増殖し,閉経後退行する疾患であることは以前から知られていたが,これが卵巣ホルモン依存性の疾患であることがわかったのは1940年代のことである.その治療にホルモン剤を使用しようとする試みは1950年代になってからであり,エストロゲンをはじめ,アンドロゲン,プロゲスチン,エストロゲン—プロゲスチン合剤が使われ,その後,ダナゾール,性腺刺激ホルモン放出ホルモン作動薬(GnRHa)および拮抗薬(GnRH-ant)などが登場してきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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