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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻12号

2001年12月発行

文献概要

今月の臨床 子宮内膜症治療のストラテジー 各論

1.診断,病態の把握に必要な検査

著者: 田原隆三1 藤間芳郎23 岡井崇1

所属機関: 1昭和大学医学部産婦人科学教室 2藤間産婦人科医院 3昭和大学横浜市北部病院産婦人科

ページ範囲:P.1314 - P.1317

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はじめに
 子宮内膜症の確定診断は腹腔鏡あるいは開腹による視診,さらに組織診によるが1),実地臨床における通常の診断手順としては問診,内診,直腸診に加え,超音波断層法,CT,MRIなどの画像診断,さらに腫瘍マーカーとしてのCA125など臨床的診断または補助診断により治療を開始していることが多い.表1に子宮内膜症の診断の進め方を示す2).本稿ではこのような子宮内膜症の診断,病態把握に必要な検査について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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