icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻12号

2001年12月発行

臨床経験

若年子宮筋腫核出症例の臨床的検討

著者: 朝野晃1 丹野治郎1 明城光三1 和田裕一1

所属機関: 1国立仙台病院産婦人科

ページ範囲:P.1372 - P.1375

文献概要

 1990年1月から2000年12月までの子宮筋腫手術症例中,24歳以下の若年子宮筋腫7例の臨床的検討をした.24歳以下の若年子宮筋腫症例は19歳から24歳で,全例に筋腫核出術を施行し,頻度は筋腫核出例の4.38%であり,子宮全摘術施行症例も含めると0.60%であった.初経は平均11.8歳で,7例中5例が未経妊であった.核出筋腫は単発例が6例で,筋腫核重量は90〜1,110gであり,平均重量は355gであった.筋腫核の発生部位に一定の傾向はなく,多発子宮筋腫例は1例であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら