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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻2号

2001年02月発行

今月の臨床 妊娠中毒症—新しい視点から

新しい病因・病態論

3.血液の凝固・線溶異常

著者: 中林正雄1 磯野聡子2

所属機関: 1愛育病院産婦人科 2東京女子医科大学産婦人科

ページ範囲:P.125 - P.127

文献概要

はじめに
 妊娠中は凝固亢進の状態にあり,分娩時の出血などに対しては有利であるが,反面血栓症の誘因となったりDICの準備状態とも言える欠点をもちあわせている.
 正常妊娠時は凝固・線溶系のバランスは保たれているが,妊娠中毒症ではそのバランスが破綻し,凝固優位の慢性DIC状態にあることが指摘されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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