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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻2号

2001年02月発行

今月の臨床 妊娠中毒症—新しい視点から

管理と治療

1.ハイリスク症例における発症予防

著者: 山口昌俊1

所属機関: 1宮崎医科大学産婦人科

ページ範囲:P.144 - P.147

文献概要

はじめに
 妊娠中毒症は長年にわたる精力的な研究にもかかわらず,いまだに原因不明の疾患であり,その根本的な治療法は妊娠を中断させることである.しかし早期に発症すればするほど,胎児の未熟性が問題となり,どの時点で妊娠を中断するか判断に苦慮することになる.そこで,妊娠中毒症の発症を予防しようという試みが行われた.残念ながら,全妊婦を対象とするような試みは必ずしも有効でないため,妊娠中毒症発症のハイリスク例に限って,予防できないかという検討がなされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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