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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻2号

2001年02月発行

今月の臨床 妊娠中毒症—新しい視点から

関連疾患の管理

1.子癇

著者: 前田和寿1 青野敏博1

所属機関: 1徳島大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.170 - P.173

文献概要

定義
 妊娠中毒症病型の純粋型,混合型にかかわらず妊娠中毒症によっておこった痙攣発作をいい,痙攣発作の発生した時期により,妊娠子癇,分娩子癇,産褥子癇と称する.
 なお,痙攣発作の発生した時期がそれぞれ重複した場合,たとえば分娩期と産褥期が重複した場合は分娩・産褥子癇とする.子癇は,妊娠中毒症の軽症・重症判定基準にかかわらず重症とする.ただし,てんかん,脳出血,脳腫瘍などの他疾患による痙攣発作は子癇としない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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