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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻3号

2001年03月発行

今月の臨床 腹腔鏡下手術—知っておくべき最新情報

疾患別の手技・適応と限界

1.不妊症

著者: 小森慎二1

所属機関: 1兵庫医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.231 - P.233

文献概要

 不妊症の原因は,女性側要因,男性側要因,原因不明と3つに大別することができる.われわれの教室の不妊外来では表1のような検査を月経周期にあわせて順次行い,不妊の原因の検索を行っている.これらの一連の不妊検査の結果より適宜追加の検査も施行する.また,原因を同定した場合には直ちに治療を開始する.そして,これらの一連の不妊検査および治療の過程で,腹腔鏡検査が積極的に行われている.
 ここでは,当教室の不妊診療での腹腔鏡検査について述べることにより,腹腔鏡の不妊診療への適応と限界について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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