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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻4号

2001年04月発行

今月の臨床 婦人科医のための乳癌検診

視触診

2.視診・触診の方法と所見,乳頭分泌の取り扱いについて

著者: 齋藤千奈美1 佐川正2 藤本征一郎1

所属機関: 1北海道大学医学部産婦人科 2北海道大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.379 - P.383

文献概要

はじめに
 乳腺は表在性の臓器であるため,視診・触診で異常を発見できることが多く,診断においてその果たす役割は大きい.乳癌発見の90%以上は患者が乳房の腫瘤に気付き,受診することによる.しかし,患者の訴えが腫瘤ではなく,乳頭からの分泌であったり,また時に無症状の患者から乳癌が発見されることもある.このため乳癌検診を行うに当たっては,正しい視診・触診の方法を身に付け,さらに乳頭分泌の取り扱いについて習熟しておく必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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