icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻4号

2001年04月発行

今月の臨床 婦人科医のための乳癌検診

治療の現状

3.乳房温存治療の考え方

著者: 高橋かおる1

所属機関: 1癌研究会附属病院乳腺外科

ページ範囲:P.530 - P.536

文献概要

はじめに
 乳癌の治療法としてすっかり定着した感のある乳房温存療法であるが,まだ施行率や方法には施設差が大きく,全国どこでも安全に行われているとは言い難い.日本における長期成績は初期の温存症例の結果が「安全である」とようやく出始めたところであるのに対し,歴史の長い欧米では,やや慎重論も出始めており,実は未だに発展途上の治療ではないかと考える.この治療法について,できるだけ日本の現状に即してまとめた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら