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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻5号

2001年05月発行

文献概要

今月の臨床 一歩先行く超音波胎児検診 妊娠初期

3.初期からわかる異常

著者: 夫律子1

所属機関: 1医療法人財団大樹会総合病院回生病院産婦人科

ページ範囲:P.568 - P.576

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はじめに
 経腔超音波が一般産科臨床に取り入れられ,妊娠初期からの子宮内構造が詳細にわかるようになったため妊娠初期異常が多く報告されるようになってきた1,2).胎芽の心拍が確認される5週後半から胎児の形態が徐々に明らかになっていくが,心拍確認の前から観察される卵黄嚢や7週ごろから見えてくる羊膜を確認することも重要である.本稿では妊娠初期における異常形態について症例を供覧しながら解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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