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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻5号

2001年05月発行

今月の臨床 一歩先行く超音波胎児検診

妊娠中期

6.双胎におけるチェック

著者: 上野和典1 上原克彦1 宮崎豊彦1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.614 - P.616

文献概要

 双胎妊娠は単胎妊娠と比し,さまざまな合併症の頻度が高いために,周産期死亡率は約4〜6倍,罹病率は約2倍以上も高いといわれている.また卵性・膜性によりリスクは大幅に異なり,一卵性では二卵性より3倍も,また一絨毛膜双胎では,二絨毛膜双胎より3〜5倍も周産期死亡率が高いといわれている1)
 本稿では,こうした状況をふまえ臨床的に重要と思われる超音波による妊娠中期の双胎におけるチェックポイントについて概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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