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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻5号

2001年05月発行

文献概要

今月の臨床 一歩先行く超音波胎児検診 妊娠後期

3.骨盤位分娩前の最終チェック

著者: 竹田善治1 坂井昌人1 中山摂子1 中林正雄1

所属機関: 1総合母子保健センター愛育病院産婦人科

ページ範囲:P.627 - P.629

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はじめに
 骨盤位分娩は全分娩の3〜6%と比較的多くを占めるが,分娩様式を考慮する際に,経膣分娩のリスクの高さを心配して帝王切開術が選択されることも多い.しかし,骨盤位経膣分娩といえども頭位と同様にスムースに分娩となる症例が多いのもまた事実である.骨盤位例を安全に経膣分娩を行うためには分娩前,分娩中のハイリスク症例の早期発見が重要となる.本稿では愛育病院における骨盤位経腟分娩の対応について,おもに超音波断層法の活用点を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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