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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻5号

2001年05月発行

文献概要

連載 婦人科腫瘍切除標本の取り扱い方・3

子宮頸癌切除標本の取り扱い方

著者: 大野正文1

所属機関: 1香川医科大学産科婦人科

ページ範囲:P.640 - P.643

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迅速組織診断のための検体の提出法
 迅速組織診断の意義は,生検・手術材料で良・悪性の診断,断端浸潤や転移の有無など,短時間に判定され,直ちに適正な処理が施される点で重要である.
 迅速組織診断は凍結標本によって判定されている.近年,凍結標本の薄い切片が作成できるようになったことで,迅速組織診断はかなり容易になった.しかし,迅速組織診断標本はパラフィン包埋標本に比較すると,染色などの条件が悪く,診断には限界があることを念頭において依頼すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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