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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻7号

2001年07月発行

文献概要

今月の臨床 排卵誘発の問題点—新しい工夫と対策 排卵誘発 C.hMG-hCG

2.多胎妊娠の予防 1)低用量漸増法

著者: 安藤一道1 水沼英樹2 峯岸敬2

所属機関: 1群馬大学医学部附属病院周産母子センター 2群馬大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.792 - P.793

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はじめに
 排卵障害例に対するゴナドトロピン製剤を用いた排卵誘発法(ゴナドトロピン療法:G療法)では,卵巣過剰刺激症候群(OHSS)や多胎妊娠などの副作用発現頻度が高く,これらを軽減・予防するためにさまざまなゴナドトロピン製剤の投与法が工夫されている.本稿ではおもに多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に対するG療法に際して実施されている低用量漸増法について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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