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今月の臨床 遺伝子医療—現況と将来 出生前の遺伝子診断
2.羊水検査による診断 2)神経筋疾患の遺伝子診断
著者: 木村武彦1 関沢明彦2
所属機関: 1国立精神・神経センター国府台病院産婦人科 2昭和大学医学部産科婦人科
ページ範囲:P.868 - P.872
文献購入ページに移動最近の分子生物学の進歩により,臨床の現場でも神経筋疾患のいくつかは商業ベースで遺伝子診断が行われるようになった.周産期医療においても出生前遺伝子診断による報告例が増加し,診断可能な疾患も増加している.また主な胎児情報の源である胎児細胞は羊水中より採取されることが多い.本稿では羊水中の胎児細胞による神経筋疾患の出生前遺伝子診断について述べる.
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