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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻8号

2001年08月発行

連載 婦人科腫瘍切除標本の取り扱い方・6

子宮体癌切除標本の取り扱い方

著者: 佐藤重美1

所属機関: 1弘前大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.939 - P.943

文献概要

はじめに
 悪性腫瘍では切除標本の検索は臨床進行期分類の決定あるいは予後の推定の基本となるものであり,その取り扱いは極めて重要である.本稿では子宮体癌切除標本の取り扱いについて筆者が行っている方法を「子宮体癌取扱い規約」1)を参考に述べる.
 切除標本の取り扱いは手術中に急いで行わなければならないものがあるが,それ以外は通常手術後に行う.図1に筆者らの切除標本の取り扱い方法をフローチャートにして示した.以下これに従い述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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