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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻9号

2001年09月発行

文献概要

今月の臨床 子宮外妊娠—新しい視点から 治療の工夫

2.腟式手術の試み

著者: 野田直美1 高倉哲司2 豊田長康1

所属機関: 1三重大学医学部附属病院産科婦人科 2済生会松阪総合病院産婦人科

ページ範囲:P.1030 - P.1032

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はじめに
 近年,低侵襲手術の重要性が認識され,子宮外妊娠に対する手術も腹腔鏡手術が多く行われるようになった.しかし,婦人科では低侵襲手術として従来から腟式手術が行われており,侵襲を小さくする目的で腹腔鏡手術を考慮する場合には,常に腟式手術との比較検討の上で選択されるべきであると考える.
 われわれは子宮外妊娠の手術の際に,開腹手術,腹腔鏡手術以外に腟式卵管切除術も試みている.この術式の検討と腹式手術および腹腔鏡手術との比較検討を行ったので紹介する1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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