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文献概要
今月の臨床 女性内科的アプローチ—循環器系を中心に 女性と循環器疾患
4.高血圧
著者: 林秀晴1
所属機関: 1浜松医科大学第三内科
ページ範囲:P.49 - P.51
文献購入ページに移動はじめに
高血圧は生活習慣病の一つとして,その予防と治療が重要である.女性は更年期に至るまでは男性に比較して血圧はやや低いが,更年期以降は男性と同等かそれ以上になる.女性においては,女性ホルモンによる影響の他に,妊娠時や更年期の高血圧に対する問題がある.
エストロゲンは血管拡張に,プロゲステロンは血管収縮に作用する.従来の経口避妊薬では高血圧の副作用が問題とされてきたが,最近の低用量ピルでは血圧上昇の頻度は軽減されたとされている.
高血圧は生活習慣病の一つとして,その予防と治療が重要である.女性は更年期に至るまでは男性に比較して血圧はやや低いが,更年期以降は男性と同等かそれ以上になる.女性においては,女性ホルモンによる影響の他に,妊娠時や更年期の高血圧に対する問題がある.
エストロゲンは血管拡張に,プロゲステロンは血管収縮に作用する.従来の経口避妊薬では高血圧の副作用が問題とされてきたが,最近の低用量ピルでは血圧上昇の頻度は軽減されたとされている.
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