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連載 Debate・13
骨盤位の外回転術の是非
著者: 竹田善治1 長阪恒樹2 坂井昌人1 中山摂子1 中林正雄1 岡井崇3
所属機関: 1総合母子保健センター愛育病院産婦人科 2武蔵野赤十字病院産婦人科 3昭和大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.82 - P.91
文献購入ページに移動●理由
骨盤位経膣分娩は頭位分娩に比し,周産期死亡率が高く,児の障害も多いことは明らかな事実である.したがって骨盤位例は帝王切開率も高いのが一般的である.このような実状から,骨盤位分娩そのものを減らす努力はこれらの状況を改善するために有効と考えられる.その方法のひとつとして胎位矯正術である骨盤位外回転術(externalcephalic version:以下,ECV)は効果的な手技である.従来広く行われてきたECVが近年になってあまり行われなくなった理由として以下のことが挙げられよう.
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