icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻10号

2002年10月発行

文献概要

今月の臨床 不妊診療のピットフォール

不妊診療の動向と問題点

著者: 向林学1 辻勲1 星合昊1

所属機関: 1近畿大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.1192 - P.1195

文献購入ページに移動
はじめに
 今日の不妊症診療は,生殖補助医療(assisted reproductive technology:ART)の進歩に伴い,以前は妊娠そのものを断念していた不妊症患者に妊娠の可能性を見出せるようになり,ARTは現在の不妊診療にとって必要不可欠な治療手段となっている.しかし一方では,新しい技術ではあるがゆえに法整備の遅れや,倫理面での問題を生み出してきているのも事実である.今回は,不妊症診療の動向と問題点として,現在の不妊治療をまとめたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?