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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻10号

2002年10月発行

今月の臨床 不妊診療のピットフォール

治療のピットフォール

1.排卵誘発法の選択

著者: 苛原稔1 松崎利也1 桑原章1

所属機関: 1徳島大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.1222 - P.1225

文献概要

排卵誘発のピットフォール
 排卵誘発法の選択にあたっては,排卵障害の原因と重症度を十分検索し,その結果に基づいて適切な治療法を選択する必要があり,それが早期の妊娠に結びつく.排卵障害の原因やそれに対する治療法は多種類があるので,系統的に検査を進め,短時間で効果的に治療法を選択する必要がある.
 排卵誘発のピットフォールとして留意したい問題点は,①クロミフェンを無意味に長期投与することは避けること,②ゴナドトロピン療法を行う際には常に安全性を勘案すること,③管理が難しい疾患ではその特徴を考慮した選択を行うこと,などが考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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