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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻10号

2002年10月発行

今月の臨床 不妊診療のピットフォール

治療のピットフォール

2.黄体機能不全の治療

著者: 太田博孝1

所属機関: 1秋田大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1226 - P.1229

文献概要

はじめに
 黄体機能不全症は,不妊・不育症の原因因子として高率に認められる疾患である.本症は比較的薬物療法が奏効して生児を得やすい疾患である,しかし,黄体機能不全症の中には,高アンドロゲン血症,高プロラクチン血症や甲状腺機能異常に基づく例が少なからず存在する.したがって本症の治療を開始する際には,あらかじめ合併因子を否定しておく必要がある.また,薬物療法を行う際には,いくつかのピットフォールがある.本稿ではこれらの点について述べていく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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