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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻11号

2002年11月発行

今月の臨床 更年期・老年期医療のピットフォール

診断・治療におけるピットフォール

2.更年期の不定愁訴

著者: 赤松達也1

所属機関: 1昭和大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1328 - P.1331

文献概要

はじめに
 不定愁訴を訴え医療施設を訪れる患者は多く,なかでも更年期を中心とした中高年女性に顕著である.不定愁訴が形成される背景には多くの要因が考えられるが,特に大きな比重を占めるものとして,内分泌環境の変化と患者の社会・心理的な要因が挙げられる.更年期を迎えた女性では,卵巣機能の衰退による閉経を含めて,それまで保持していた能力や役割,近親者の死なども経験しはじめ.こうした喪失体験から種々の不定愁訴をきたす場合も少なくない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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