文献詳細
症例
腟式子宮全摘術を施行し得た780 gの頸部筋腫を伴った総量1,130 gの子宮筋腫の1例
著者: 佐藤賢一郎1 水内英充2 笠井裕子3 実藤洋一3 塚本健一4 藤田美悧4
所属機関: 1新日鐵室蘭総合病院産婦人科 2みずうち産科婦人科 3みずうち産科婦人科麻酔科 4みずうち産科婦人科病理・臨床検査室
ページ範囲:P.1485 - P.1489
文献概要
頸部筋腫の腟式子宮全摘術に関しては,最初に筋腫核出を施行することで手術可能で,ある程度の出血量を覚悟しなければならないが,低侵襲性や腹部に切開創が残らないなどの利点は捨てがたいものがあり,症例により選択に値するものと思われた.
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