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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻2号

2002年02月発行

今月の臨床 産婦人科と糖尿病—基礎知識と実地臨床

妊娠と耐糖能異常

3.糖尿病と胎児奇形

著者: 赤澤昭一1

所属機関: 1新古賀病院糖尿病・内分泌内科

ページ範囲:P.138 - P.140

文献概要

はじめに
 糖尿病を有する母親から生まれた新生児は巨大児,呼吸窮迫症候群(RDS),低血糖症,低カリウム血症,高ビリルビン血症などの合併症を生じやすい.血糖のコントロール方法の改善により,児の合併症の多くは改善されてきたが,巨大児と奇形の発生頻度はなお高いまま残されている.近年,妊娠と糖尿病の分野において奇形の発生をいかに抑制するかということがとくに重要な課題となってきている.本稿では糖尿病母体からの奇形の発生について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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