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今月の臨床 産婦人科と糖尿病—基礎知識と実地臨床 婦人科疾患と糖尿病
3.糖尿病合併手術における術前・術後管理
著者: 関博之1
所属機関: 1関東労災病院産婦人科
ページ範囲:P.182 - P.185
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糖尿病は自覚症状がみられないうちに,10〜20年で種々の合併症が顕性化し,重大な障害を起こすため,糖尿病と診断されてなくてもかなり合併症が進行した症例がある.このため,糖尿病の存在を知らずに手術をしたり,その管理が不十分の場合には,術後患者の状態が悪化したり,種々の合併症を併発する場合があり,手術にあたっては常に糖尿病を念頭に置いて対処すべきである.
糖尿病は自覚症状がみられないうちに,10〜20年で種々の合併症が顕性化し,重大な障害を起こすため,糖尿病と診断されてなくてもかなり合併症が進行した症例がある.このため,糖尿病の存在を知らずに手術をしたり,その管理が不十分の場合には,術後患者の状態が悪化したり,種々の合併症を併発する場合があり,手術にあたっては常に糖尿病を念頭に置いて対処すべきである.
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