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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻3号

2002年03月発行

雑誌目次

今月の臨床 子宮筋腫—最近の話題

子宮筋腫の発生・増殖機構に関する最新情報

著者: 刈谷方俊 ,   藤井信吾

ページ範囲:P.228 - P.233

はじめに
 子宮筋腫は40代の女性で1/3〜1/4が罹患しているといわれるように,極めて高頻度に発生する良性腫瘍である.過多月経などの症状から治療を要する場合も多く,近年は子宮動脈塞栓術などの新しい治療法も開発されてきたが,子宮全摘術などの手術療法が行われる場合も多い.これらの治療に要する医療費は極めて大きなものであり,今後はより効率的で費用のかからない治療法の開発が必要である.その新しい治療法の開発のためには,子宮筋腫の発生機序や増殖機序の解明が重要である.しかし,子宮筋腫が,産婦人科医にとって日常的な疾患でありながら,その発生・増殖機構については性ホルモン依存性などのいくつかの生物学的特性が明らかとなっているものの,未だその全容は明らかになっていない.本稿では近年の子宮筋腫の発生・増殖機構についての情報のもとで,その概説を行い,あわせてわれわれの仮説も紹介した.子宮筋腫の発生・増殖機構の現状の把握の一助となれば幸いである.

子宮筋腫の鑑別診断—子宮腺筋症・子宮肉腫など

著者: 沖明典 ,   田中優美子 ,   吉川裕之

ページ範囲:P.234 - P.238

はじめに
 子宮筋腫は産婦人科の日常診療において最も高頻度に遭遇する良性腫瘍である.かつては子宮筋腫の悪性化を考慮したり,卵巣腫瘍との鑑別が困難なことを理由に高頻度に開腹され,子宮摘出される傾向があったが,今日では子宮摘出せずにホルモン療法や子宮動脈塞栓療法といった内科的治療を行ったり,閉経期まで経過観察だけを行うことも多くなつた.また,外科治療を行う場合でも,晩婚化や出産年齢の上昇に伴い子宮温存を希望する患者の増加により筋腫核出術を行うことが増加し,それ以外の場合も月経困難症,月経過多,腹部圧迫症状など有症状のものの一部のみが子宮摘出の対象となっている.それゆえ管理法や治療法を選択する際に子宮筋腫と子宮肉腫,子宮腺筋症,卵巣腫瘍などとを正確に鑑別することが必要になってきた.
 われわれ産婦人科医が日常診療において子宮筋腫と鑑別を要する疾患は,主に子宮もしくは子宮付近に発生する充実性腫瘤である.本稿では臨床的に子宮筋腫と鑑別が重要であると思われる疾患を挙げ,その中でも頻度と重要性から子宮腺筋症と子宮肉腫を中心として鑑別診断法を解説する.Metastasizing leiomyoma,leiomatosis Peri—toneum disseminata(LPD),intravenous lyomatosis,diffuse leiomatosisなどの特殊な子宮筋腫については,取り扱わないこととする.

子宮筋腫の治療

1.治療方針の立て方

著者: 三橋直樹

ページ範囲:P.240 - P.243

はじめに
 子宮筋腫はごく稀な例を別にすれば,基本的には良性の疾患であり,しかも閉経の時期を過ぎれば自然に縮小していくことが期待できるため,筋腫があってもそれを治療するかどうか,また治療するとしてもどのような方法で治療するかなど,選択の幅は大きい.純粋に医学的な問題としても,例えばこれから妊娠の希望のある子宮筋腫の患者に筋腫を核出しておくべきか,そのままで妊娠を許可するかなどは判断に苦しむ場合が多い.さらに患者の持つ合併症などの他の身体的な状況や,また社会的な状況なども考慮する必要があるため,最終的にどのような方針で治療するかについては一例ごとによく考えることが要求される.おそらくその治療方針は医師ごとに多少異なると思われるが,ここでは筆者の個人的な考えを述べることにする.

2.ホルモン療法

著者: 小池浩司 ,   村上弘一 ,   井上正樹

ページ範囲:P.244 - P.248

はじめに
 子宮筋腫は婦人科領域の腫瘍において最も頻度の高い良性腫瘍で,性成熟期女性の20〜25%に認められ,剖検例ではその頻度は77%に達すると報告されている.そのため,子宮筋腫は日常診療においてかなりの頻度で発見され,治療を要しないもの,対症療法やホルモン療法などの保存的療法が適応されるもの,外科的治療法が優先されるものなど治療法はさまざまで,腫瘍の数や大きさ,局在部位,症状の強さや年齢あるいは挙児希望の有無などを考慮して個別的に治療法が選択されている.子宮筋腫は良性腫瘍で,大出血などの特別のケースを除けば生命を脅かすことはなく,多くの場合は無症状である.子宮筋腫患者の20〜40%が症状を訴え,何らかの治療を求めて医療機関を受診し,その主症状は過多月経と月経困難症である.一般的には保存的対症療法として過多月経による貧血には鉄剤の投与,月経痛には鎮痛剤の投与がなされる.しかし,保存的対症療法では対処できない場合,従来は外科的治療法が選択されてきたが,最近ホルモン療法により一時的に子宮筋腫を縮小させ,症状の改善をはかることが可能となり,術前投与として用いられたり,一時的な手術回避策あるいは年齢を考慮して手術をせずに保存的に管理するために用いられたりと,子宮筋腫治療に関するホルモン療法の選択肢も広がった.

3.漢方療法

著者: 太田博孝 ,   田中俊誠

ページ範囲:P.250 - P.252

はじめに
 子宮筋腫は,成熟期女性に高頻度に認められ,その有病率は約20%にも達するといわれる.子宮筋腫の主な問題点としては,腫瘍の増大による圧迫症状,子宮筋腫の存在による過度の子宮収縮と痛み,粘膜下子宮筋腫にみられる過多月経や不妊,腫大筋腫による分娩障害や変性ならびに感染などがある.腫瘍による圧迫症状としては,下腹痛,腰痛,膀胱圧迫による頻尿,残尿感,尿閉や尿漏などがある.このような病状のうち,漢方療法は月経痛や過多月経の改善ならびに腫瘍径の縮小などの効果を有している.本稿では,これらの点について概説する.

4.子宮筋腫核出術の出血量軽減,癒着防止の工夫

著者: 草薙康城 ,   伊藤昌春

ページ範囲:P.253 - P.255

はじめに
 挙児希望を有する子宮筋腫患者の治療には子宮温存のため筋腫核出術が行われるが,本術式は単純子宮全摘術に比較し術中出血量が多いため輸血の頻度も高い.筋腫核出術は子宮筋腫の治療であるとともに,妊孕性温存のための形成手術という側面も持つことも忘れてはならない.したがって,手術時には不妊の原因となる癒着防止に細心の注意を払う必要がある.本稿では筋腫核出術時に手技上問題となる出血量軽減法と妊孕性温存のための癒着防止法について概説する.

5.腹腔鏡下子宮筋腫核出術

著者: 西井修 ,   堤治

ページ範囲:P.256 - P.259

腹腔鏡下子宮筋腫核出術
 子宮筋腫は,発生部位から漿膜下,筋層内,粘膜下に分けられる.筋腫核出術の適応となるのは,主に漿膜下筋腫と筋層内筋腫である.粘膜下筋腫の場合は,子宮鏡下筋腫切除術の適応であるが,大きさによっては腹腔鏡下筋腫核出術によることもある.腹腔鏡下筋腫核出術は,筋腫の切開や核出操作から切開部の縫合,筋腫核の体腔外への取り出しまでの一連の操作すべてを腹腔鏡下に行う腹腔鏡下筋腫核出術(laparoscopic myomectomy:LM)と腹腔鏡下に筋腫の切開,あるいは核出操作までを行い,切開部の縫合操作は小開腹創から行う腹腔鏡補助下筋腫核出術(laparoscopicallyassisted myomectomy:LAM)がある.

6.Resectoscopeによる粘膜下筋腫切除

著者: 正本仁 ,   野原理 ,   金澤浩二

ページ範囲:P.260 - P.263

はじめに
 子宮筋腫は婦人科診療においてもっともポピュラーな疾患であるが,近年,発症年齢の若年化,低侵襲性手術の進歩,妊孕能温存希望の増加などに関連して,その臨床的取り扱いにはいろいろな工夫がみられる.その中にあって,主に粘膜下筋腫結節を対象とし,resectoscopeを用いた子宮鏡的筋腫切除術hysteroscopic resection of myomaが試みられつつある1〜3).今回,当科における子宮鏡的筋腫切除術の成績を報告し,若干の考察を加える.

7.子宮動脈塞栓術(UAE)による子宮筋腫の治療

著者: 中村幸雄 ,   安藤索 ,   葉梨秀樹

ページ範囲:P.264 - P.267

 骨盤内血管造影下に選択的な両側子宮動脈への塞栓を行う子宮動脈塞栓術(uterine arteryembolization:UAE)は,当初,婦人科悪性腫瘍の出血に対する止血目的にて行われていた.1995年,Ravinaら1)が子宮筋腫に子宮動脈塞栓術を行いその有効性を報告して以来,開腹手術を行うことなしに,筋腫を縮小することが可能な治療法として世界的に行われるようになった,しかしながら,その適応や塞栓物質の種類,長期予後などに関しては未だ統一見解は得られておらず検討を要する.また日本においては保険適用がなく,施行可能な施設も限られているのが実情である.
 ここでは子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術の適応,方法ならびに当科における塞栓術の成績に関して概説する.

子宮筋腫と妊娠

1.子宮筋腫と不妊・不育

著者: 玉舎輝彦

ページ範囲:P.268 - P.271

はじめに
 子宮筋腫と不妊・不育と関連して,最近の話題を述べるにあたって,近年変化してきている疫学的な面と治療面での腹腔鏡下筋腫核出術やARTとのことに興味がもたれる.この点を中心に述べる.

2.子宮筋腫合併妊娠の問題点

著者: 小池俊光 ,   佐藤郁夫

ページ範囲:P.273 - P.277

はじめに
 子宮筋腫は婦人科腫瘍中最も頻繁にみられる腫瘍であり,1.4〜3.9%の頻度で妊娠に合併してみられる1〜3).妊婦の高齢化に伴い子宮筋腫合併妊娠に遭遇する機会も増えてきている.本稿では子宮筋腫合併妊娠について概説したい.

連載 カラーグラフ 知っていると役立つ婦人科病理・33

What is your diagnosis?

著者: 片渕秀隆 ,   岡村均

ページ範囲:P.225 - P.227

症例:38歳,女性
 不正性器出血を主訴に受診,子宮内膜癌の診断で根治術が施行された.手術時,右側広間膜後葉からダグラス窩,直腸漿膜面に黄白色調の小結節が認められたため,同病巣も切除された.Fig 1(HE染色:中拡大)は摘出された子宮内膜癌の一部である.Fig 2,3,4(HE染色:弱拡大および強拡大)は直腸漿膜面の病巣である.この病変の病理組織診断は何か.

病院めぐり

鳥取市立病院

著者: 佐能孝

ページ範囲:P.278 - P.278

 鳥取県は人口61万人で,中国地方の日本海側に位置し,全国で最も人口の少ない県です.鳥取市は人口16万人で,鳥取県東部の中心地であり,ゆったりと落ち着いた町です.
 私たちの鳥取市立病院は,鳥取市の南に位置し,16科370床で,関場香院長(産婦人科)のもと56名の医師で,信頼される病院,心温まる病院,楽しく働ける病院を理念に毎日の診療に当たっています.

岸和田徳洲会病院

著者: 池田義人

ページ範囲:P.279 - P.279

 本院は医療法人徳洲会の第三番目の病院として,昭和52年5月に許可病床数150床の病院として岸和田市磯上町に設立されました.以来,昭和60年1月および平成9年5月と二度の増改築を経て,同年5月に病院開設20周年迎えました.
 現在は許可病床数322床で,救急医療を中心に「利用者個人のニーズを取り入れたトータルな診療への脱皮を」目標に掲げて,日夜努力しております.さらに,平成10年4月には厚生省臨床研修病院指定施設の認可を受けて,卒後研修の場として多数の研修医が日夜研鑽に励んでいます.

Estrogen Series・51 HRTと乳癌・3

HRTと乳癌発生リスク

著者: 矢沢珪二郎

ページ範囲:P.280 - P.281

 今回は,前々回(本シリーズ#49),前回(#50),に引き続いて,ホルモン補充療法(hormonereplacement therapy:HRT)と乳癌の発生リスクについての報告をご紹介したい.今回のものは,HRTの中でエストロゲン(E)単剤の場合とエストロゲン+プロゲスチン(E+P)との組み合わせの場合での,乳癌発生リスクの差異を明らかにしようとした.また同じE+Pでも,それを持続的に使用した場合(continuous combined replace—ment therapy:(CCRT)とセクエンシャルにE+Pを行った場合(sequential estrogen plus prog—esterone therapy:SEPRT)とを区別し,その差異を明らかにしようとした.

OBSTETRIC NEWS

羊水過少症(ロウリスク妊娠)に誘発分娩は必要か?(3)

著者: 武久徹

ページ範囲:P.284 - P.285

 満期,未破水で羊水過少症の場合は誘発分娩を行うべきかの質問に答えて,4人の産科医は次のように私見を述べている.

原著

妊娠中毒症と生活習慣病との関連性

著者: 飯沼博朗 ,   山崎章恵 ,   金井誠 ,   北直子 ,   加藤清 ,   高木靖 ,   松本あつ子

ページ範囲:P.286 - P.289

 妊娠中毒症罹患婦人は,将来,高血圧や糖尿病などの生活習慣病となる危険率が高いといわれている.そこで,重症中毒症既往者(中毒症群)と中毒症の既往のない者(正常群)を比較し,有病率と生活習慣などを比較した.
 正常群は信州大学医療技術短期大学部看護学科学生の母親で,中毒症の既往がない109名、正常群の平均年齢が49.5±5歳であったので,フォローアップしている45〜54歳の103名を中毒症群とした.

当院における帝王切開率の変遷

著者: 今井公俊 ,   八木治彦 ,   姜賢淑 ,   依藤弘志 ,   甲田平吾

ページ範囲:P.291 - P.295

 1995年1月から2000年12月までの6年間の当科における単胎の帝王切開率を初産・経産別に検討した.
 初産婦ではこの間に帝切率が約20%から約10%へと半減し,それは主に児頭骨盤不適合・遷延分娩による帝切の減少のためであった.その代わり吸引分娩が増加した.初産婦骨盤位の88.6%が帝切分娩であった.

産婦人科領域における周術期の予防的抗菌薬投与に関する実態調査

著者: 小島貴志 ,   林博章 ,   藤井哲哉 ,   山下剛 ,   中田俊之 ,   片山英人 ,   石川睦男

ページ範囲:P.296 - P.301

 全国医科大学附属病院105施設に対して,アンケートにより予防的抗菌薬投与法についての実態調査を行った.子宮全摘については腹式と膣式は100%,LAVHは68%の施設で無条件に予防投与を行っていた.投与時期は約70%が術後であった.術前投与を行っているのはわずか15%程度であった.投与日数は3〜5日間が全体のほぼ80%を占め,第一選択薬は第二世代セフェム系が最もかった.
 付属器手術についてはすべての施設が抗菌薬の予防投与を行い,投与時期,投与日数,および第一選択薬は子宮全摘とほぼ同様であった.広汎子宮全摘についても投与日数が7日間と延長する以外は同様であった.

症例

MTX療法による大出血に経膣的子宮動脈下行枝結紮が有効であった頸管妊娠の1例

著者: 長坂久司 ,   長坂正仁

ページ範囲:P.304 - P.307

 子宮頸管妊娠は稀な疾患で,近年,子宮温存を目的として保存的治療が試みられている.しかし,治療中に止血困難な大出血を招き致命的な事態となる可能性もあり,注意が必要である.今回,メトトレキセート(MTX)療法により尿中hCG値が低値となったあとの突然の大出血に対し,子宮動脈下行枝結紮がきわめて有効であり,子宮温存に成功した症例を経験したので報告する.
 症例は28歳2回経妊,0回経産で,性器出血と尿妊娠反応陽性を主訴に当院を受診した.経過中に頸管内に胎嚢像を認めたため子宮頸管妊娠と診断し,MTXの全身投与を開始したが効果なく,局所投与に切り替えた.その後,順調に尿中hCG値は低下したが,突然大出血を起こしたため,経腔的子宮動脈下行枝結紮を施行し子宮温存に成功した.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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