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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻3号

2002年03月発行

今月の臨床 子宮筋腫—最近の話題

子宮筋腫の治療

4.子宮筋腫核出術の出血量軽減,癒着防止の工夫

著者: 草薙康城1 伊藤昌春1

所属機関: 1愛媛大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.253 - P.255

文献概要

はじめに
 挙児希望を有する子宮筋腫患者の治療には子宮温存のため筋腫核出術が行われるが,本術式は単純子宮全摘術に比較し術中出血量が多いため輸血の頻度も高い.筋腫核出術は子宮筋腫の治療であるとともに,妊孕性温存のための形成手術という側面も持つことも忘れてはならない.したがって,手術時には不妊の原因となる癒着防止に細心の注意を払う必要がある.本稿では筋腫核出術時に手技上問題となる出血量軽減法と妊孕性温存のための癒着防止法について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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