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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻3号

2002年03月発行

今月の臨床 子宮筋腫—最近の話題

子宮筋腫の治療

5.腹腔鏡下子宮筋腫核出術

著者: 西井修1 堤治1

所属機関: 1東京大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.256 - P.259

文献概要

腹腔鏡下子宮筋腫核出術
 子宮筋腫は,発生部位から漿膜下,筋層内,粘膜下に分けられる.筋腫核出術の適応となるのは,主に漿膜下筋腫と筋層内筋腫である.粘膜下筋腫の場合は,子宮鏡下筋腫切除術の適応であるが,大きさによっては腹腔鏡下筋腫核出術によることもある.腹腔鏡下筋腫核出術は,筋腫の切開や核出操作から切開部の縫合,筋腫核の体腔外への取り出しまでの一連の操作すべてを腹腔鏡下に行う腹腔鏡下筋腫核出術(laparoscopic myomectomy:LM)と腹腔鏡下に筋腫の切開,あるいは核出操作までを行い,切開部の縫合操作は小開腹創から行う腹腔鏡補助下筋腫核出術(laparoscopicallyassisted myomectomy:LAM)がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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