文献詳細
今月の臨床 子宮筋腫—最近の話題
子宮筋腫の治療
文献概要
はじめに
子宮筋腫は婦人科診療においてもっともポピュラーな疾患であるが,近年,発症年齢の若年化,低侵襲性手術の進歩,妊孕能温存希望の増加などに関連して,その臨床的取り扱いにはいろいろな工夫がみられる.その中にあって,主に粘膜下筋腫結節を対象とし,resectoscopeを用いた子宮鏡的筋腫切除術hysteroscopic resection of myomaが試みられつつある1〜3).今回,当科における子宮鏡的筋腫切除術の成績を報告し,若干の考察を加える.
子宮筋腫は婦人科診療においてもっともポピュラーな疾患であるが,近年,発症年齢の若年化,低侵襲性手術の進歩,妊孕能温存希望の増加などに関連して,その臨床的取り扱いにはいろいろな工夫がみられる.その中にあって,主に粘膜下筋腫結節を対象とし,resectoscopeを用いた子宮鏡的筋腫切除術hysteroscopic resection of myomaが試みられつつある1〜3).今回,当科における子宮鏡的筋腫切除術の成績を報告し,若干の考察を加える.
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