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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻4号

2002年04月発行

今月の臨床 産婦人科手術における合併症管理のすべて

I 婦人科手術 3.腹腔鏡下手術

3.筋腫核出術

著者: 高橋俊文1 中原健次1 倉智博久1

所属機関: 1山形大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.406 - P.410

文献概要

はじめに
 子宮筋腫は,婦人科良性疾患のなかで最も多く遭遇する疾患である.生殖年齢に好発するため,挙児を希望する場合は,妊孕性温存手術として子宮筋腫核出術が選択される.従来.開腹による筋腫核出術が行われてきたが,近年の内視鏡下手術の進歩により,腹腔鏡下子宮筋腫核出術が行われるようになってきた.しかし,腹腔鏡下子宮筋腫核出術を選択するには,十分な適応と縫合操作などの手技の習熟,起きうる合併症について理解する必要がある.本稿では.腹腔鏡下子宮筋腫核出術の概略を述べ,手術を行うにあたって,起こりうる合併症,合併症に対する対処法,合併症の予防に関して解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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