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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻4号

2002年04月発行

今月の臨床 産婦人科手術における合併症管理のすべて

IV 合併症への対応

10.排尿・排便障害

著者: 奥田博之1 児玉順一2

所属機関: 1岡山大学医学部保健学科 2岡山大学医学部附属病院産婦人科

ページ範囲:P.577 - P.579

文献概要

はじめに
 婦人科手術のなかで術後,排尿・排便障害を引き起こす代表的手術は広汎子宮全摘出術である.排尿・排便障害は,術後のQOLを低下させる因子の1つである.排尿障害の発生頻度は高く,尿意鈍麻あるいは消失,排尿困難に伴い多量の残尿を認める.また,尿失禁を認めることもある.排便障害としては便秘が出現することがある.
 本稿では,広汎子宮全摘出術後に生じる合併症としての排尿・排便障害について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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