icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻5号

2002年05月発行

症例

Amniotic rupture sequenceによると推定された早期流産の1例

著者: 鈴木俊治1 林隆1 加藤真紀子1 三浦敦1 五十嵐美和1 林瑞成1 荒木勤1

所属機関: 1日本医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.683 - P.685

文献概要

 妊娠11週のamniotic rupture sequenceによると推定された流産例を経験したので報告する.超音波所見で,胎嚢は最大径118.2mmで,胎嚢内に頭臀長14.2mmの絨毛膜に付着した胎児像が認められたが,心拍動は確認されなかった.胎嚢内に羊膜は確認できず,胎児から約5cm離れたところに羊膜索の絞扼によって断裂したと推定された臍帯の断端が,長さ10.6mmの索状物として認められた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら