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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻6号

2002年06月発行

文献概要

今月の臨床 多胎妊娠管理—レベルアップのために 多胎妊娠管理の実際

5.双胎経腟分娩のリスクと管理

著者: 井槌慎一郎1 大塚博光1 石塚文平1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学産婦人科

ページ範囲:P.731 - P.735

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はじめに
 双胎児は単胎児に比べ,周産期死亡率,罹病率ともに高いことは周知の通りであるが,それら胎児の予後に深くかかわる要因の一つに,分娩様式の選択がある.本稿では,双胎の分娩方針(分娩様式)として,経腔分娩を選択する場合に考えなければならない点について過去のデータ,文献などをもとに考察するとともに,現在の当科における双胎経腔分娩trialの選定基準とその実際についてもふれてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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