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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻7号

2002年07月発行

文献概要

今月の臨床 頸管無力症と頸管縫縮術 胎胞突出例での頸管縫縮術—私の工夫

2.特に胎胞還納方法としての膀胱充満法について—新潟市民病院

著者: 花岡仁一1 徳永昭輝2 竹内裕1 柳瀬徹1

所属機関: 1新潟市民病院産婦人科 2とくなが女性クリニック

ページ範囲:P.877 - P.879

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はじめに
 胎胞突出例での頸管縫縮術における手術手技上の要点は,どのように子宮腟部を把持し,破水させることなく胎胞を還納し,有効な縫縮を行うかという点にある.
 この点に関して,われわれが行っている方法やその治療成績については既に述べてきたが1〜3),本稿では,あらためて手術手技上の要点,特に胎胞還納方法としての膀胱充満法4)について具体的に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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