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原著
自己採取・郵送検体によるクラミジアトラコマチス検査の臨床的検討—腟分泌物および初尿検体のPCR法による検査
著者: 髙橋敬一1
所属機関: 1高橋ウイメンズクリニック
ページ範囲:P.1026 - P.1029
文献購入ページに移動 クラミジア トラコマチス(Chlamydia tra—chomatis:Ct)の自己採取・郵送検体におけるPCR (アンプリコア)による検査の信頼性について検討した.
子宮頸管部の検体は,①医師採取・冷蔵輸送,②自己採取・冷蔵輸送,③自己採取・郵送の3検体であり,検査対象82例中77例(93.9%)で3検体の検査結果は一致した.医師採取検体の結果と比較して,自己採取法の感度は91%(31/34)で,特異度は98%(47/48),自己採取・郵送検体の感度は97%(33/34),特異度は98%(47/48)であった.
子宮頸管部の検体は,①医師採取・冷蔵輸送,②自己採取・冷蔵輸送,③自己採取・郵送の3検体であり,検査対象82例中77例(93.9%)で3検体の検査結果は一致した.医師採取検体の結果と比較して,自己採取法の感度は91%(31/34)で,特異度は98%(47/48),自己採取・郵送検体の感度は97%(33/34),特異度は98%(47/48)であった.
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