文献詳細
原著
Male to female transsexuals(性同一性障害)のホルモン療法の現状
著者: 菊池由加子1 中塚幹也12 小西秀樹1 羽原俊宏1 野口聡一1 工藤尚文12
所属機関: 1岡山大学医学部産科婦人科学教室 2岡山大学ジェンダークリニック
ページ範囲:P.1030 - P.1035
文献概要
初診時にすでに過半数の症例が非公式なホルモン療法を受けていた(治療群:n=42,平均4年4か月/未治療群:n=35).ホルモン剤の入手方法はインターネットでの購入が最多で,ついで産婦人科医院であった.経口投与,注射がほとんどで,経皮投与は少数であった.
掲載誌情報