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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科56巻9号

2002年09月発行

今月の臨床 妊婦健診のピットフォール

後期健診のピットフォール

3.後期発症妊娠中毒症への対応は

著者: 山崎峰夫1

所属機関: 1奈良県立医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.1134 - P.1137

文献概要

はじめに
 重症高血圧を呈する妊娠中毒症の妊娠時期別発症頻度は,妊娠28〜32週と妊娠36週以降にそれぞれピークを示す二峰性の分布をなす1).また,軽症高血圧型の妊娠中毒症発症は圧倒的に36週以降の時期に多い1).つまり妊娠36週以降は妊娠中毒症の好発時期といえるため,この時期の妊婦健診に際しては,本症の発症を見逃すことのないよう症候や検査異常に特に注意したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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