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今月の臨床 婦人科がん検診 正診率向上のための要点
5.外陰癌と腟癌
著者: 小西郁生1 岡賢二1 伊東和子1
所属機関: 1信州大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.81 - P.85
文献購入ページに移動外陰癌および腟癌は比較的頻度が低い疾患であるため,がん検診によってスクリーニングを行う対象ではない.したがって,患者が外陰腫瘤の自覚,疼痛,掻痒感,性器出血を訴えて来院した際に,これを見逃すことなく診断して適切な治療を行うことが重要である.このためには悪性の疑いのある病変を肉眼的に同定し,必ず生検を行うことが必須である.また子宮頸癌のスクリーニングと異なり,細胞診に頼らずに積極的に生検を行うこと大切である.
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