icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科57巻3号

2003年03月発行

雑誌目次

今月の臨床 母体症候―救急疾患の鑑別と初期対応 妊娠中の救急症候

1.性器出血

著者: 臼井真由美 ,   竹田省

ページ範囲:P.246 - P.251

はじめに

 性器出血は,妊娠中によく遭遇する症状であり,妊婦が産婦人科を受診する大きな要因でもある.妊娠中には性器出血を呈するさまざまな病態があり,その初期対応は産婦人科医にとってきわめて重要である.本稿では妊娠中の性器出血の鑑別診断,重症・救急疾患の診断法およびその処置について述べる.妊娠中に性器出血をきたす疾患は,表1に示すように妊娠に起因するものと,妊娠に合併するものに分けられる.特に,緊急を要する疾患に関しては,疾患別に考察する.

2.発熱

著者: 宇田川秀雄 ,   田島麻記子

ページ範囲:P.253 - P.255

はじめに

 「妊娠中の発熱について日常診療を実際的に」との依頼であった.筆者らに話が来たのは劇症型A群レンサ球菌感染を考えてのことと思われる.確かに妊娠(特に末期)の発熱に際し,劇症型A群レンサ球菌感染をどう考えるかは大きな問題である.本稿の前半では妊娠中の発熱について一般論を記し,後半では劇症型A群レンサ球菌感染症について記すことにしたい.

3.下腹部痛

著者: 綾部琢哉

ページ範囲:P.256 - P.259

はじめに

 妊婦が下腹部痛を訴えて受診してきたとき,何を考え,どのように対応していくかについて,実地臨床の観点から検討した.表1に主な鑑別診断を示した.以下にそれぞれの概要を述べる.

4.胸痛・上腹部痛

著者: 石山実樹 ,   渡辺重行 ,   山口巌

ページ範囲:P.261 - P.265

はじめに

 胸痛・上腹部痛の鑑別診断で対象となる疾患は幅広く,緊急の治療を要するものから経過観察でよいものまでさまざまである(表1, 2).また上腹部痛が主訴であっても心筋梗塞であるなど,疼痛部位が障害臓器と一致しないこともしばしば経験する.本稿では緊急治療を要する呼吸循環器疾患を中心に,その診断と治療について概説する.

5.背部痛・腰痛

著者: 渡辺博 ,   多田和美 ,   西川正能 ,   大島教子 ,   田所望 ,   稲葉憲之

ページ範囲:P.266 - P.268

はじめに

 妊娠・産褥期に腰痛を訴える女性は多い.文献によると50~70%の妊婦が,程度の差はあるものの腰痛を経験するという1, 2).妊婦の腰痛は姿勢性腰痛という,妊娠による生理的変化に伴う腰痛であることが多い.姿勢性腰痛とは,子宮が大きくなるにつれて下腹部が前方に突出し重心が体の前方に移動して,非妊時にハイヒールを履いた時にみられるスウェイバックという姿勢となるために生ずる腰痛のことをいう.また骨盤輪不安定症という,骨盤の緩みが原因で起こる腰痛の頻度も少なくない.姿勢性腰痛や骨盤輪不安定症の多くは分娩後自然に軽快するため,妊婦の腰痛は出産すれば軽快するマイナートラブルとして扱われる傾向にある.一方,救急疾患の症候として急性腰痛・背部痛を呈する疾患も表13)に示すように数多くある.しかしながら妊婦の腰痛は生理的なものとする先入観と,妊娠中にはX線検査などによる診断を躊躇する一般的な傾向などに災いされて,救急疾患の場合でも確定診断や初期対応が遅れがちである.

 本稿では,当科で経験した症例を中心に,母体の背部痛・腰痛の原因が緊急対応が必要な疾患であった場合の対応について検討するとともに,骨盤輪不安定症とその対応について示す.

6.黄疸・肝機能障害

著者: 東山信彦 ,   井浦俊彦 ,   牧野田知

ページ範囲:P.270 - P.273

はじめに

 黄疸は血清中のビリルビンが1.2 mg/dl以上に増加して皮膚や眼球の強膜が黄染する疾患であり,発症原因別に,①肝前性黄疸(溶血性黄疸など),②肝性黄疸(肝細胞性黄疸など),③肝後性黄疸(胆管閉塞など)と分類されるように,肝臓を中心とした原因で発症する.肝機能障害はその名の通り肝臓の障害により発症することから,本稿で扱う疾患は肝臓ならびにその周辺臓器である胆嚢・胆管の障害を原因とすることが多い.

 妊娠を契機に胎盤から大量に分泌されるエストロゲンやプロゲステロンは妊娠の成立や維持に不可欠な働きをしているが,いずれも肝臓で代謝されるため,肝臓に大きな負担を強いることになる.また,エストロゲンやプロゲステロンの分泌増加に伴い,胆嚢の収縮が抑制されて胆汁うっ滞を惹起することにもなる.したがって,妊娠中には妊娠を原因として黄疸・肝機能異常が発症する産科固有の疾患があるうえに,妊娠とは無関係な偶発合併症としての黄疸・肝機能異常もあり,さらに診断ならびに治療方針の決定にあたって,母体ならびに胎児双方を救命しなければならない周産期特有の問題もある.本稿では,妊娠中に救急症候として黄疸・肝機能異常を示した際の鑑別法と初期対応について述べる.

7.循環器症候―動悸・不整脈

著者: 渡辺尚 ,   松原茂樹

ページ範囲:P.275 - P.277

はじめに

 動悸や不整脈は,妊婦を対象としている産科医が日常診療でしばしば遭遇する症状である.これには,心室頻拍などの不整脈や心不全などの重篤な心疾患により起こるものから,甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患や貧血によるもの,さらには心因性のものまでその原因はさまざまである.症状が妊婦にとって不快で耐え難いため,妊娠中に相談を受ける機会が多い.大切なことは,このような訴えの中に極めて緊急性を要する症例が含まれているということである.このような妊婦の訴えに対しては,それが重大な疾病の前兆である可能性を常に考慮して,これに対処する必要がある.

8.泌尿器症候

著者: 梅本幸裕 ,   佐々木昌一 ,   郡健二郎

ページ範囲:P.279 - P.283

はじめに

 妊娠中の泌尿器症候には血尿,蛋白尿,頻尿,乏尿・無尿,排尿痛,尿失禁と多様である.また尿路疾患には,尿路感染,尿路結石,尿路腫瘍がある.これらにおける妊娠時の診断,治療を述べる.

分娩時・産褥期の救急症候

1.大量出血

著者: 吉永光裕

ページ範囲:P.284 - P.287

はじめに

 分娩前後の大量出血は予測し得ないことも多く,突発的でしかも短時間での大出血を特徴とするため,出血性ショックやDICなど重篤な状態を招きやすい.そのため本症はいまだに妊産婦死亡の重大な原因のひとつとなっており,周産期管理面での重要な課題である.したがって,その対応には迅速かつ適切な判断が要求される.すなわち,分娩時の大量出血の際はその原因を速やかに究明し,全身的なショック管理と局所的な止血操作が本症の基本対策となる.

2.発熱

著者: 松岡隆 ,   市塚清健 ,   大槻克文 ,   岡井崇

ページ範囲:P.288 - P.291

はじめに

 かつては産褥熱による重症敗血症の頻度が高く,妊産婦死亡の大きな原因のひとつであった.近代産科学においては,衛生環境の改善,抗生物質の開発により産褥熱の発生はコントロール可能なものになってきた.しかしながら抗生剤の安易な使用や周産期学の発達に伴い,high riskな帝王切開が施行されることも多くなり,産褥期に治療に難渋する感染症に出くわすことも決して稀なことではない.特に重篤な産褥敗血症は全身性炎症性症候群(systemic inflammatory response syndrome : SIRS)と考えられ,診断・治療が遅れると母体死亡につながる危険性がある.

 ここでは産褥期感染症,特にSIRSを引き起こすMRSA感染症,および最近重症例の報告が増加しているA群レンサ球菌感染症を中心に述べたい.

3.腹痛

著者: 佐世正勝

ページ範囲:P.293 - P.297

はじめに

 分娩時・産褥期には子宮収縮に伴う腹痛が起こっており,陣痛以外の病的な腹痛に気づくことはなかなか困難である.しかし母児の生命に危険を及ぼす疾患が原因となることが多く,十分な注意が必要である.本稿では,分娩時・産褥期に病的な腹痛をきたす疾患(表1)を列挙し,主な疾患の鑑別点・対応(表2)について解説を加えた.

4.呼吸循環障害

著者: 小林隆夫

ページ範囲:P.298 - P.303

はじめに

 分娩時・産褥期の呼吸循環障害としては,急性の呼吸困難,呼吸不全,循環不全,ショックを呈するものが考えられる.突発的な胸痛・呼吸困難を呈し,極めて進行の早い重篤な病態から,息苦しさを訴え,頻呼吸や頻脈を呈するものの循環動態には影響が出ていない程度の病態までさまざまである1).妊娠との合併で重篤な疾患としては,羊水塞栓症,肺血栓塞栓症,肺水腫,敗血症,心血管疾患,呼吸器疾患などが挙げられよう.本稿ではこれらの主なものについて鑑別と初期対応につき解説する.

5.痙攣・意識障害

著者: 中山摂子

ページ範囲:P.305 - P.309

はじめに

 妊娠中に突然,痙攣または意識障害を生じた場合,まず子かん発作を念頭に置く産婦人科医が多いであろう.しかし,子かんの定義にも記されているように子かん発作の診断は除外診断である.妊娠・産褥期には,脳血流の急激な変化から非妊時には発症しなかった疾患が突然発症することもある.また全身疾患の症状の一つとして痙攣,意識障害を生じる時もある.実際にどのような疾患を念頭に置いて診断および治療を進めていくべきか,妊娠中に発症した場合の対応について言及する.

6.乏尿・無尿

著者: 深見達弥 ,   牧野康男 ,   瓦林達比古

ページ範囲:P.310 - P.313

はじめに

 尿量が400 ml/日以下の場合を乏尿,尿量が 50~100 ml/日以下の場合を無尿と定義されている1).また乏尿はその原因によって,①体液量の減少や血圧の低下,循環障害などに対する腎臓の適切な反応により尿量の減少を示す腎前性の乏尿,②急性腎不全あるいはこれと同義に急性尿細管壊死とも呼ばれる腎実質性の障害による乏尿,③尿路閉塞による腎後性乏尿の3つに分けることができる1)

 産科領域において,乏尿・無尿を呈する急性腎不全の頻度は妊娠中の婦人では20,000例に1例2),産褥婦では10,000例に2例の割合であり3),通常,急性腎不全はそれまで健康であった女性に起こるものであるが2),,この急性腎不全を引き起こす各種の原因疾患については表1に示す2)

7.精神障害

著者: 吉田敬子

ページ範囲:P.314 - P.317

はじめに

 分娩・産褥期,特に出産後1か月以内は女性における精神病発症のピークである.この時期によく発症し,緊急な対応や判断を求められるのは,急性精神病状態,重症なうつ病およびパニック発作である.本稿ではそれらの症候を中心に解説し,鑑別疾患も含めて,それらに対する診断評価や産科臨床での適切な初期対応について述べる.

連載 知っていると役立つ婦人科病理・45

What is your diagnosis ?

著者: 福永真治

ページ範囲:P.243 - P.245

症例 : 45歳,女性(gravida 2, para 2)

 下腹部の自重感で受診.左卵巣腫瘍の診断のもと開腹術を施行.左卵管に径10 cmの充実性腫瘤を認め,左付属器摘出術がなされた.左卵巣,右付属器,子宮には異常を認めていない.術後5年,再発や転移はなく健在.左卵管病変の組織像(Fig 1, 2)を下に示す.診断は以下のいずれか.

 1.類内膜癌

 2.Adenomatoid tumor

 3.Intermediately―differentiated Sertoli―stromal cell tumor

 4.Female adnexal tumor of probable wolffian origin

ここまできた婦人科日帰り手術 3

腹腔鏡下子宮筋腫核出術

著者: 木幡豊

ページ範囲:P.318 - P.324

1 はじめに

 本シリーズ前号では,湘南鎌倉総合病院産婦人科および日帰り手術センターにおける腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出術の術前から術後の管理に至るまでの実際を紹介した1).今回は近年症例が急増している子宮筋腫手術のうち,腹腔鏡下子宮筋腫核出術について,日帰り手術または短期入院手術という視点で紹介したい.

 術式としては,腹腔鏡下に子宮切開,筋腫の核出,子宮壁の縫合,筋腫核の回収のすべての操作を行う腹腔鏡下子宮筋腫核出術(laparoscopic myomectomy : LM)2)と腹腔鏡下に子宮切開,筋腫の核出(一部または全部)を行い腹壁に3~4 cm程度の小切開創を加え直視下に筋腫の摘出や子宮創部の縫合操作を行う腹腔鏡補助下子宮筋腫核出術(laparoscopically assisted myomectomy : LAM)3)を行っている.

 これらの術式は保険収載されており,入院2割負担での自己負担額は日帰りで約7~8万円,1泊2日で8~9万円程度である.

病院めぐり

市立旭川病院

著者: 石本真紀

ページ範囲:P.326 - P.326

 旭川市は,人口約37万人,北海道のほぼ中央に位置する道内で第二番目に大きな都市である.市内の中心を流れる石狩川に面して建つ当院内のレストランからは,旭岳を中心とする大雪山連邦を東方に見渡すことができ,残雪を頂いた春の光景は特に素晴らしい.

 当院は昭和5年に旭川市立診療所として開設した.その後たびたび移転や増改築を繰り返し,現在に至っている.平成13年10月には待望の新外来棟が完成し,市内の他の3つの公的医療機関との機能分担を考慮しつつ,道北・道央にまたがる地域住民に信頼される病院をモットーに,今まさにリニューアルしたところである.

市立函館病院

著者: 計良光昭

ページ範囲:P.327 - P.327

 市立函館病院は,1860年(万延元年)に箱館医学所の名で北海道で初めての病院として開設され,140年を超える歴史を有する病院です.また,当病院は,南北海道の基幹病院として位置づけられ,地方・地域センター病院,救命救急センター,災害拠点病院,臨床研修指定病院,エイズ診療拠点病院などの指定を受け,高度先進医療,救急医療など幅広い対応のできる体制を整えています.

 当院は,開設時から140年間の長きにわたって函館の観光スポットでもある函館山の麓において診療を続けていましたが,施設の老朽化,狭隘化などのため平成12年10月に現在地の函館市港町に新築移転しました.新病院は北海道の自治体病院としては初の免震構造を採用し,また屋上にはヘリポートを設置し救急医療体制の充実をはかっています.病床数は844床(一般病床604床,感染症病床10床,結核病床30床,精神病床150床,老人性痴呆疾患治療病床50床)で,診療科は22科,医師数は研修医を含め約100名です.

臨床試験

当院婦人科症例における下大静脈フィルターの使用経験

著者: 中田真一 ,   本久智賀 ,   羽田祥子 ,   橋口裕紀 ,   津田浩史 ,   深山雅人 ,   川村直樹 ,   伊藤彰 ,   土師一夫

ページ範囲:P.328 - P.332

●はじめに

 婦人科などの骨盤内手術で深部静脈血栓症(deep vein thrombosis : 以下,DVT)の頻度が高いことは以前より知られており,特に悪性腫瘍はその危険因子の1つとして知られている1).最近,婦人科領域でもDVT由来の肺塞栓症(pulmonary embolism : 以下,PE)の予防として下大静脈フィルター(inferior vena cava filter : 以下,IVC―F)が注目されている.今回われわれは,骨盤内腫瘍の周術期4例と卵巣癌術後化学療法中の1例でDVTまたはPEが診断もしくは予想され,IVC―Fを留置する機会を得た.各症例を呈示し,婦人科におけるIVC―Fの適応について考察する.

薬の臨床

更年期のうつ病におけるSSRI(パロキセチン)の精神・身体症状改善効果

著者: 後山尚久 ,   東尾聡子 ,   池田篤 ,   植木實

ページ範囲:P.333 - P.338

●はじめに

 選択的セロトニン再吸収阻害薬(selective serotonin reuptake inhibitor : SSRI)のパロキセチン(paroxetine hydrochloride : Paxil(R)〔グラクソ・スミスクライン〕)は多くの国で使用されており,その臨床データの蓄積により治療対象症例への有効性や副作用についての症例報告は徐々に増えつつある1).わが国でも市販されてから1年以上が経過し,抗うつ効果や種々の副作用(眠気,消化器症状,性機能障害など)についての報告がなされるようになった2, 3).パロキセチンは女性の乳癌患者において,うつ状態のみならず4),術後のホットフラッシュに有効性が高いことも報告されている5, 6).また,強迫性障害7)ではクロミプラミンと同等の効果がみられ,社会不安障害8)においても不安スコアを有意に低下させる効果をみせている.産婦人科領域では郷久ら9)が37例の更年期女性(更年期障害,気分障害,パニック障害など)に対して使用し,62.2%の有効率を得たと報告している.最近ではSSRIは月経前違和症候群(premenopausal dysphoric disorder : PMDD)や月経前うつ病(premenstrual depression : PMD)や産後うつ病にも有効性が報告されるようになった10, 11)

 更年期不定愁訴例の28%は,心理因子,社会・文化的因子を主たる要因としてうつ病を発症する12).更年期のうつ病はしばしば診断が困難で,慢性化,難治化するため,早期診断・治療を要する13)

 われわれは,更年期に発症したうつ病に対しパロキセチンを投与し,その有効性と薬剤コンプライアンスを検討し,若干の知見を得たので報告する.

Estrogen Series 55

『WHI 研究に対する米国産婦人科医会の見解』

著者: 矢沢珪二郎

ページ範囲:P.340 - P.341

 本年7月にはWHI研究の報告が米国医師会雑誌(JAMA)に掲載されたが,それに対して米国産婦人科医会(ACOG)は本年8月9日付けでWHI(Womenユs Health Initiative)に対する“反応”を表明した.この発表は各会員にインターネットにより配信されたものである.WHIに関しては本Estrogen Series No.54を参照のこと.

 まず,WHIの概要が説明されている.その中で,次のような指摘が行われている.例えば乳癌の発生率の増加は,はじめの4年を経過するとはじまる.その相対危険度は1.26で,26%の増加である.しかし,個人にとっての危険は決して大きいものではない.絶対数からいえば,10,000 women―yearに対して8名の増加にすぎない.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

icon up
あなたは医療従事者ですか?