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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科57巻3号

2003年03月発行

文献概要

連載 知っていると役立つ婦人科病理・45

What is your diagnosis ?

著者: 福永真治1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学附属第三病院病理部

ページ範囲:P.243 - P.245

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症例 : 45歳,女性(gravida 2, para 2)

 下腹部の自重感で受診.左卵巣腫瘍の診断のもと開腹術を施行.左卵管に径10 cmの充実性腫瘤を認め,左付属器摘出術がなされた.左卵巣,右付属器,子宮には異常を認めていない.術後5年,再発や転移はなく健在.左卵管病変の組織像(Fig 1, 2)を下に示す.診断は以下のいずれか.

 1.類内膜癌

 2.Adenomatoid tumor

 3.Intermediately―differentiated Sertoli―stromal cell tumor

 4.Female adnexal tumor of probable wolffian origin

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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