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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科57巻4号

2003年04月発行

文献概要

今月の臨床 ここが聞きたい 産婦人科外来における対処と処方 II. 内分泌 [更年期障害(ホルモン補充療法)]

42.ほてりとのぼせを主な症状として発症した更年期障害のホルモン補充療法について教えて下さい.

著者: 山内和幸1 野崎雅裕2

所属機関: 1県立宮崎病院産婦人科 2九州大学大学院医学研究院 生殖病態生理学

ページ範囲:P.473 - P.475

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1 診療の概説

 更年期障害とは,閉経周辺期のエストロゲン欠乏と加齢による心身の異常により起こるさまざまな障害である.更年期障害の症状としては,血管運動神経障害(ほてり,発汗,動悸,頭痛など)を中心とし,これに精神神経障害様症状(不安,不眠,いらいら,記憶力減退,抑うつ感など)や運動器系障害症状(肩こり,腰痛,関節痛など)を伴うことが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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