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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科57巻4号

2003年04月発行

今月の臨床 ここが聞きたい 産婦人科外来における対処と処方

III. 不妊症 [チョコレート嚢胞]

64.挙児希望の女性で,卵管や子宮には器質的異常はないものの,右卵巣に4~5cm径のチョコレート嚢胞と思われる腫瘤があります.対処について教えて下さい.

著者: 鈴木隆弘1 牧野恒久1

所属機関: 1東海大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.544 - P.544

文献概要

1 診療の概説

 挙児希望患者に対しては保存治療を第一選択とするが,超音波,CT,MRI,腫瘍マーカー検査などで,できるだけ悪性所見を否定し,十分なインフォームド・コンセントを行うことが重要である.また現在では,子宮内膜症性不妊を疑う場合,腹腔鏡検査でR―ASRM分類による進行期を評価することが必須であると考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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