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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科57巻4号

2003年04月発行

文献概要

今月の臨床 ここが聞きたい 産婦人科外来における対処と処方 IV. 感染症 [カンジダ腟炎,外陰炎]

66.難治性で再発を繰り返すカンジダ腟炎,外陰炎の対処と処方について教えて下さい.

著者: 須野成夫1 繁田実1

所属機関: 1近畿中央病院産婦人科

ページ範囲:P.550 - P.551

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1 診療の概説

 カンジダ症は産婦人科診療中に遭遇する最も多い女性性器感染症の1つであり,性感染症(STD)の1つである.

 カンジダ症はカンジダ属(Candida albicans, Canndida glabrata)によって起こる感染症で,このカンジダ属は腟内常在菌の1つであり,非妊婦の約10%認められる.通常は,自覚症状(外陰部掻痒感,帯下など)がある場合に治療の対象となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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