文献詳細
今月の臨床 ここが聞きたい 産婦人科外来における対処と処方
IV. 感染症 [梅 毒]
文献概要
1 診療の概説
現在のところ,臨床所見のない潜伏梅毒(無症候梅毒)の診断の唯一の指標は梅毒血清反応であるので,術前スクリーニング検査としての梅毒検査も梅毒血清反応で行われる.リン脂質を抗原とする血清反応,すなわちSTS(serological test for syphilis)法〔ガラス板法,凝集法,RPR(rapid plasma reagin)カードテストなど〕と,梅毒トレポネーマを抗原とするTPHA(treponema pallidum hemagglutination assay)法の両梅毒血清反応の定性試験でもって行われていることが多い.
現在のところ,臨床所見のない潜伏梅毒(無症候梅毒)の診断の唯一の指標は梅毒血清反応であるので,術前スクリーニング検査としての梅毒検査も梅毒血清反応で行われる.リン脂質を抗原とする血清反応,すなわちSTS(serological test for syphilis)法〔ガラス板法,凝集法,RPR(rapid plasma reagin)カードテストなど〕と,梅毒トレポネーマを抗原とするTPHA(treponema pallidum hemagglutination assay)法の両梅毒血清反応の定性試験でもって行われていることが多い.
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