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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科57巻4号

2003年04月発行

今月の臨床 ここが聞きたい 産婦人科外来における対処と処方

IV. 感染症 [梅 毒]

73.術前検査で梅毒反応が陽性でした.対処と処方について教えて下さい.

著者: 保田仁介1

所属機関: 1松下記念病院産婦人科

ページ範囲:P.564 - P.565

文献概要

1 診療の概説

 現在のところ,臨床所見のない潜伏梅毒(無症候梅毒)の診断の唯一の指標は梅毒血清反応であるので,術前スクリーニング検査としての梅毒検査も梅毒血清反応で行われる.リン脂質を抗原とする血清反応,すなわちSTS(serological test for syphilis)法〔ガラス板法,凝集法,RPR(rapid plasma reagin)カードテストなど〕と,梅毒トレポネーマを抗原とするTPHA(treponema pallidum hemagglutination assay)法の両梅毒血清反応の定性試験でもって行われていることが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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