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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科57巻4号

2003年04月発行

文献概要

今月の臨床 ここが聞きたい 産婦人科外来における対処と処方 V. 腫瘍 [術後排尿障害]

89.広汎性子宮全摘出術後と膀胱瘤修復術後の排尿障害のそれぞれの治療法について教えて下さい.

著者: 工藤隆一1 伊東英樹1 斉藤豪1

所属機関: 1札幌医科大学産婦人科

ページ範囲:P.600 - P.603

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 広汎性子宮全摘出術後と膀胱瘤修復術後の排尿障害は,主たる原因が広汎性子宮全摘出術後では神経因性であることが大半を占め,一方の膀胱瘤修復術後では修復不全や新たに生じた尿道の過屈曲・狭窄や膀胱壁の過剰縫縮などの形態異常に起因することが多い.このように病態の原因が全く異なるために「広汎性子宮全摘出術後の排尿障害」と「膀胱瘤修復術後の排尿障害」に分けて,それぞれ解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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