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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科57巻5号

2003年05月発行

今月の臨床 妊娠と薬物―EBM時代に対応した必須知識

妊産婦,授乳婦人での薬物の選択と投与法

4.抗菌・抗ウイルス・抗真菌剤

著者: 深田幸仁12

所属機関: 1国立甲府病院産婦人科 2山梨大学医学部臨床

ページ範囲:P.681 - P.685

文献概要

はじめに

 妊産婦および授乳婦に対して薬物投与を行う際には,抗菌・抗ウイルス・抗真菌剤に限らず,妊娠の薬物動態に及ぼす影響,薬物の経胎盤移行性および胎児への影響,母乳中への移行などに細心の注意を払う必要がある.また漫然たる抗菌剤の投与および強力な抗菌剤の無意味な予防投与は,免疫力の低下している妊婦には耐性菌誘導の引き金になるため避けるべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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