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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科57巻8号

2003年08月発行

文献概要

今月の臨床 妊娠と免疫 自己免疫疾患合併妊娠

3.橋本病とバセドウ病

著者: 網野信行1

所属機関: 1大阪大学大学院生体情報医学

ページ範囲:P.1082 - P.1087

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はじめに

 自己免疫性甲状腺疾患,すなわち橋本病とバセドウ病は20~30歳代の女性にしばしばみられるため,妊娠の経過に影響を及ぼしうる合併症として重要である.逆に妊娠によって甲状腺機能が影響を受け,橋本病,バセドウ病の臨床経過が変化することもわかっている.また出産後には,全産後女性の約20人に1人に何らかの甲状腺機能異常が生じる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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